企業カウンセリング、経営者の事務サポーターのオフィスりん

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スウィーツは もういらない

もたれあい もつれ合い
若いふたりは 電車が駅に着くまでの時間を
思いにまかせて 腕をからませる

 

そうね 楽しんでおくことよ
甘くねっとりとした そんな想いは 瞬く間に消えてしまう
永遠などという奇跡は お話の中のこと
そうよ だからもっともっと
うっとりするような体温も髪の手触りも
いまのうちに味わっておくことよ
もっと静かな もっとひそやかな場所で・・・

 

いつか・・・そう、それほど遠くない いつか
甘いお菓子のことなど忘れてしまう
欲張りな指は 目につくもののすべてを
手に入れたくて 忙しくなる
陽だまりに置かれたソファの暖かさや
紅バラのようなワインの香り
数え上げたらきりがないほど

 

そうね わたしにも
蜜の絡まるような季節があったかもしれない・・・
それでも ごめんなさいね わたしには
二人の気配が煩わしいの
膝のうえの本の つぎのページから始まるストーリーに
こころがときめいているから
恋よりもっと不思議で魅力的な ヒストリーに
いま指をのばすところ